日本ベッドのシルキーポケット(マットレス)が硬い理由。たった一晩で肩こりが楽になった。
はじめに
睡眠時間がヒトの1日の3分の1を占めているという文言はよく耳にします。
でもだからといって、「寝具は大事!厳選すべき!」と言われても私は「そんな大げさな・・」と思っているタイプでした。若気の至りですね。
というか本当に、若さゆえ不調を感じていなかったのだと思います。
そんな私のわたくし事ですが、先日、日本ベッドさんの「シルキーポケット」レギュラーの硬さのマットレスを購入しました。
一般的なベッドの「ハード」位の硬さに感じるこのマットレス、試した時は硬すぎて疲れないかな・・と不安でしたが販売員さんに強く勧められ購入に至りました。
そして心配は杞憂に終わり、寝心地のよさに感動しこの記事を書いています!
日本ベッドのシルキーポケットのいいところと、体調の良い変化について書いていきたいと思います。
睡眠時間の過ごし方で体調が変わる
ただ寝ているだけに思える時間でも過ごし方によって体調に大きな影響があることをご存じでしたか?
「保温性」「蒸れにくさ」と並んで重要視されている「寝返りしやすい環境かどうか?」。それは「十分な広さがあるかどうか」と「適度な硬さかどうか」が関係しています。
デスクワークの方は「今日仕事忙しくて肩凝った~」という日でも、同じ姿勢なのは長くても2~3時間ですよね。2時間→休憩やお手洗いで立ち上がり→また2時間・・という感じではないでしょうか?私はそうです。
(本当は1時間に1度はストレッチすべきらしいですね)
時々立ち上がったら座ったりを繰り返す仕事時間ですら肩こりがおきるのであれば、6~7時間、あるいはもっと長く同じ場所で横になる睡眠中に寝返りしづらいことが身体に多大な影響を与えるのは至極当然に思えます。
低反発や柔らかすぎるマットレスは疲れる
マットレスが柔らかすぎると、身体を背面全体で支えるのではなく、腰などの一点が沈み込んでそこで支えることになってしまいます。
低反発はその沈み込みに対し反発が少ないので、ようは沈みっぱなしで朝まで過ごすことになります。
そのままの体勢では負荷がかかるので無意識に寝返りを打とうとするのですが、柔らかいとうまく寝返りできません。
硬すぎる布団は身体を緊張させる
柔らかすぎると寝返りが難しいとはいえ、硬すぎると今度は横寝の姿勢で肩や腕に強い負荷がかかります。
痛みで人の身体は硬直・緊張するようにできているので、これも身体のコリや疲れを助長することになります。
日本ベッド シルキーポケットが硬い理由
そこで、シルキーポケットです!
私が購入した日本ベッドの「シルキーポケット」は、レギュラーの硬さが他社のハードの硬さと言われています。
理由は、表面のクッション部分が他社に比べて極端に薄いから。
いずれヘタってしまうクッション部分で調整するのではなく、スプリングの太さで調整されていて、スプリングが細ければ細いほど反発が小さい=やわらかくなります。
これはつまり、年数を経てもマットの質がほとんど劣化しないということです。
先述したような、
- 「柔らかすぎて沈み込んでしまう」ことはない
- 自分の体の出っ張っているところ(肩甲骨や横向きになったときの肩など)に沿ってスプリングが縮むので、「固すぎて疲れる」こともない
ことに加え、
- クッションがへたらないので、長持ち
ということがわかりますね。
また、日本ベッドには「ビーズポケット」というシルキーポケットより一段階お手頃な商品もありますが、スプリングの数が断然違います。
ポケットコイルマットレスのスプリングの数
(シングルサイズ)
- 一般的なベッド:500本
-
日本ベッドのビーズポケット:612本
- 日本ベッドのシルキーポケット:1200本
これは、シルキーポケットのマットレスがより細かく体に沿って支えてくれることを意味します。
ずば抜けて多いコイルが体全体に細かく沿って支えてくれるんですね。
一晩で肩こりが楽になった
まず初めてシルキーポケットから起床した日ですが、めちゃくちゃ肩が軽かった!
高校生の頃から常に岩のように肩が凝っていたのですが、1週間ほどで「凝ってない」状態になっていました!
「胸の骨が深呼吸すると鳴る」という症状があったのですが、それも消え去り。
ものすごく巻き肩なのですが、肩が正しい位置に治っていたのでしょう、ちょっと痛かったです。笑 何日かで痛くなくなりましたが。
それと驚いたのが、良い姿勢を保っているからだと思うのですが、寝ている時に、子供の頃は聞こえていた「自分の頭や耳の血液が脈打つ音」が聞こえるようになりました。以来、かなり頭痛が減ったと思います。
いつしか聞こえなくなっていたのは大人になったからではなく、寝姿勢のせいだったのかもしれませんね。
まとめ
日本ベッドのシルキーポケットが固いのはいずれへたってしまうクッション部分を削っているからということがわかりましたね。
頑丈なコイルで体を支えているので一般的なベッドより硬く感じますが、それが長持ちと寝心地のよさの理由だったのですね。
百聞は一見にしかず!理屈はお伝えしたので、あとはショールームなどで試してみてほしいです。
買ってよかったなと心から思いつつ、10万円以上かけてもし体に合っていなかったらと思うと結構ゾッとします、、、数年使うものですし、慎重に選びたいですね。
ショールームだけでは不安で、実際に眠ってみたい方は、日本ベッドをつかっている旅館に泊まってみるのはいかがでしょうか?
私はお台場のグランドニッコーホテルに泊まり、やたら寝起きがいいなと思ってベッドを確認してみたら、日本べッドだったという経験があります。笑
行ってみたかった旅先で購入を検討しているベッドに出会えたら最高ですね!